【知らないと損】シェア畑のメリット・デメリットを現役菜園アドバイザーが徹底解説

※この記事はPRを含みます

  • 畑を借りて家庭菜園をやってみたい!
  • シェア畑っていうところが有名らしいけど実際どうなの?
  • シェア畑のメリットとデメリットを教えて!

このように「シェア畑が気になっているけど、どんなところか分からない」という方は非常に多いです。そこでこの記事ではシェア畑を利用するメリットとデメリットについて紹介します。

この記事を読むことでシェア畑の良い部分と残念な部分を詳しく知ることができ、損なく利用を検討できます。ぜひ最後までご覧ください。

この記事で分かること
  • シェア畑のメリット6つ
  • シェア畑のデメリット3つ
  • シェア畑が向いている人の特徴
この記事を書いた人
  • 貸し農園の菜園アドバイザーとして勤務。
  • 野菜作りを学んで7年目。
  • ワンランク上の家庭菜園ができる情報を発信しています。
  • お問い合わせは「こちら」から。
あおいと申します。

シェア畑のメリット一覧

シェア畑のメリットは下の6つです!

シェア畑のメリット
  • 菜園アドバイザーがいる
  • 農具や肥料・資材が農園にある
  • 種や苗を買わなくて良い
  • イベントや講習会がある
  • 利用者が多く安心できる
  • 農薬・化学肥料禁止だから安心

それでは一つずつ詳しく解説していきます。

菜園アドバイザーがいる

シェア畑には各農園に経験豊富な菜園アドバイザーがいます。菜園アドバイザーがいることで何か困ったことがあれば気軽に質問ができ、作業のやり方なども優しく教えてくれます。

「家庭菜園を始めたばかりでどのようなことをすればいいか分からない」「もっと本格的な家庭菜園を目指したい」という方にとって非常に大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

農具や肥料・資材が農園にある

シェア畑には農具や肥料、また、支柱・マルチシートなどの資材が農園に準備してあり自由に使うことができます。

そのため、シェア畑に行く際は重い肥料や資材をいちいち運ぶ必要が無く完全に手ぶらで行くことが可能です。

電車やバスでの来園や荷物を運ぶのがしんどい方にとって大きなメリットと言えます。

農園にある農具

シェア畑には以下のような農具を借りることができます。

平ぐわ

備中ぐわ

じょれん

三角ホー

草けずり

耕運機

画像引用:JA西春日井

農園にある肥料

シェア畑には基本的に

  • 鶏糞堆肥
  • 牛糞堆肥
  • 油かす
  • 有機石灰

が用意されており、いずれも有機質肥料です。これらに使用量の制限はなくいつでも好きなだけ使用することができます。

種や苗を買わなくて良い

シェア畑では季節に適した種や苗の提供があり、種や苗を自身で買いに行く必要がありません。

季節に適した種や苗がもらえることで「植え付け時期が遅れてしまって収獲できない」などの初心者に多い失敗を防ぐことができます。

また、種や苗には様々な種類がありどれを買えば良いか分からず不適切なものを買ってきてしまうという失敗も同時に防いでくれます。

イベントや講習会がある

シェア畑では各農園でイベントや講習会があります。

例えばイベントでは、農園で収穫したサツマイモを使った焼き芋パーティーや白菜・大根・里芋などを使った味噌汁づくりなどがあります。

また、講習会では菜園アドバイザーが畝の作り方やマルチシートの敷き方、苗の植えつけ方法などを教えてくれます。

イベントや講習会はシェア畑でのコミュニケーションにもつながり、より楽しく家庭菜園を楽しむことができます。

利用者が多く安心できる

シェア畑は全国に135農園以上ある貸し農園で、利用者数もNo.1です。

これだけ利用者が多く、人気ということはシェア畑はサービスが充実していて信頼ができる証拠なのではないでしょうか。

初めて貸し農園を利用するという方にとって利用者が多いということは安心できるという点で大きなメリットと言えます。

農薬・化学肥料禁止だから安心

シェア畑では農薬と化学肥料が一切禁止されています。このように野菜を育てることを「有機農法」と言い、農薬や化学肥料を使わないその安全性から近年注目されています。

特に幼い子供は農薬などの影響を受けやすいと言われています。そういった面では子供と一緒に土いじりをしたり収獲したものを食べたいという方にとって非常に大きなメリットとなるのではないでしょうか。

シェア畑のデメリット

シェア畑のデメリットは以下の3つです!

シェア畑のデメリット
  • 経験者には物足りないことも
  • 市民農園に比べて料金が高い
  • アドバイザーが居ない日もある

それでは一つずつ詳しく解説していきます。

経験者には物足りないことも

メリットで紹介したように、シェア畑では基本的に植える野菜の種類が決められています。そのため、珍しい野菜や品種などを植えたいと思っても植えることができない場合が多いです。

このような点から菜園アドバイザーのサポート無しでも上手に野菜作りができるくらいの経験者の方にとってシェア畑はやや物足りないと感じるのではないでしょうか。

市民農園に比べて料金が高い

シェア畑は市民農園に比べて料金がどうしても高くなってしまいます。その理由は、菜園アドバイザーがいることや農具・肥料の貸し出しなど様々なサービスが充実しているからです。

シェア畑の料金や市民農園の料金との比較についての詳細は以下の関連記事をご覧ください。

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アドバイザーが居ない日もある

シェア畑のメリットとして「菜園アドバイザーが野菜づくりについて教えてくれる」と紹介しました。しかしながら、菜園アドバイザーはいつでも農園にいるわけではありません。

農園によっては土日しかアドバイザーが勤務していない場合もあります。そのため土日に農園に行くことができない方にとっては菜園アドバイザーがいるというメリットを活かすことができず、損だと感じてしまいます。

シェア畑を契約する際は、契約する農園の菜園アドバイザーの出勤日程について事前に確認しておきましょう。場合によっては、少し離れた農園の方を検討してみるのもいいかもしれません。

菜園アドバイザーの出勤日程の確認方法

シェア畑では菜園アドバイザーの出勤日程をインターネットなどでは公開していません。そのためアドバイザーの出勤日程を知るには「現地に行って聞いてみる」もしくは「オンライン見学で聞いてみる」必要があります。

オンライン見学はzoomで頻繁に開催されており無料で参加できます。出勤日程の他にも気になる情報を丁寧に説明してくれるのでぜひ参加してみましょう!

しつこい勧誘もなく気軽に参加できます。

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シェア畑が向いている人の特徴

シェア畑が向いている人の特徴について紹介します。

シェア畑が向いている人の特徴は以下の通りです。

  • 野菜作りの知識や経験がない人
  • 有機農法で野菜を作りたい人
  • 頻繁に畑に来れない人
  • 楽しく家庭菜園をやりたい

野菜作りの知識や経験がない人

野菜作りの知識や経験がないけど家庭菜園に挑戦してみたい!という方はシェア畑が非常に向いています。

なぜならシェア畑は菜園アドバイザーや農具・肥料の貸し出しなど家庭菜園初心者に優しいサービスが充実しているからです。

「家庭菜園に挑戦してみたい」「ベランダ菜園や窓際菜園をレベルアップさせて少し広い場所で野菜をそだてたい」という方には非常におすすめです。

有機農法で野菜を作りたい人

シェア畑は農薬と化学肥料の使用を禁止しているため有機農法を実践してみたいという方に向いています。

シェア畑では肥料は鶏糞堆肥と油かすを使用しています。また、農薬の代わりとして酢と焼酎を混ぜたものを水で薄めて植物に吹き付けるなどの工夫をしています。

市民農園など、農薬の使用が禁止されていない農園での有機農法は他区画から農薬が飛散するなどの理由から完全な有機農法と言えないので有機農法・無農薬農法にこだわりたい方にとってシェア畑は最適な環境と言えます。

頻繁に畑に来れない人

「仕事や家事が忙しくてなかなか畑に行けないけど家庭菜園をやってみたい!」このような方はシェア畑の「お世話代行サービス」の利用が便利です。

お世話代行サービスは追加オプションになりますが、野菜への水やりや雑草抜きなどを代わりにやってくれます。

また、急な入院や出張などの際にも利用でき、非常に便利です。

楽しく家庭菜園をやりたい人

シェア畑はイベントが充実しており、楽しく家庭菜園をしたいという方におすすめです。また、他の区画の方とのコミュニケーションも活発で家庭菜園という共通の趣味の話題で盛り上がることができます。

シェア畑が向いていない人の特徴

シェア畑が向いていない人の特徴について紹介します。

シェア畑が向いていない人の特徴は以下の通りです。

  • とにかく自由に野菜を育てたい人
  • 家の近くにシェア畑がない人

とにかく自由に野菜を育てたい人

シェア畑では基本的に用意されている種や苗を使わなければならないため自由に野菜を育てたい!という方はシェア畑はあまり向いていないかもしれません。例えば、F1でない固定品種のみを育てたい。などが挙げられます。

しかしながら、用意されている種や苗は特にこだわりのない人からするとしっかりと充実したラインナップで、希望の野菜を選択することができます。

家の近くにシェア畑がない人

季節によって異なりますが、畑作業はこまめにやる必要があります。そのため、家からシェア畑までの距離が遠いと、だんだんと農園に行く頻度が下がり野菜作りが失敗しやすくなってしまいます。

継続して通えるかについてもしっかりと検討したうえで契約しましょう。

シェア畑のメリット・デメリットまとめ

この記事ではシェア畑のメリットとデメリットについて詳しく解説してきました。この記事の要点をまとめると以下の通りです。

シェア畑のメリット
  • 菜園アドバイザーがいる
  • 農具や肥料・資材が農園にある
  • 種や苗を買わなくて良い
  • イベントや講習会がある
  • 利用者が多く安心できる
  • 農薬・化学肥料禁止だから安心
シェア畑のデメリット
  • 経験者には物足りないことも
  • 市民農園に比べて料金が高い
  • アドバイザーが居ない日もある

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  • 経験豊富なアドバイザーが教えてくれるので家庭菜園初心者でも安心
  • 種・苗・肥料・農具完備だから手ぶらで農園に行ける
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